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スカッシュの神様 坂本 聖二さん【ニュースレターVol.15】

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スカッシュの神様 坂本 聖二さん【ニュースレターVol.15】
スカッシュの神様の異名をもつ坂本 聖二さん(73歳)にお話をお伺いしました。スカッシュの黎明期から活躍される坂本さんにスカッシュの魅力やその想いをお話しいただきました。
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スカッシュの神様 坂本 聖二さん

全日本スカッシュ選手権大会9連覇、国内大会9年間無敗の149連勝前人未踏の記録を樹立。元日本スカッシュナショナルチーム監督
ノンフィクション作家・山際 淳司氏の代表作「スローカーブを、もう一球」(角川文庫)の中の一編「ジムナジウムのスーパーマン」でも描かれた。

スカッシュを始められたきっかけは

高校時代にバドミントンを始めました。インターハイで優勝した先輩から「うちのバドミントン部に入れば日本一になれる」と言われ、その「日本一」という言葉に惹かれました。以後、元日も関係なく毎日過酷なトレーニングに励みました。
その後、国体に出場。決勝戦まで勝ち進み世界2位の先輩にマッチポイントを先取したのですが、逆転負けしました。あまりの悔しさに泣き崩れました。今でもそのシーンは鮮明に覚えています。
スカッシュとの出会いは社会人になってからです。スポーツショップで「スカッシュやってみませんか」のチラシを見て、スカッシュクラブで初めてやってみたのがはじまりです。スカッシュの普及のためにオーストラリアから来ていたコーチと対戦しましたが、赤子を捻るかの如く打ちのめされました。ものすごく悔しくてね!「同じラケット競技なのになんで勝てない?」とプライドをズタズタにされました。そこで火がついて「スカッシュを極めよう」と。

そこから数々の記録を打ち立てられたんですね

話したら、語り尽くせない程、血の涙が出るほど辛いトレーニングを積んできましたので、自分自身に自信がありました。
僕の全盛期は世界のトップ5~10位レベルでした。世界チャンピオンチームの監督に、“セイジサカモトは世界トップ3に成れる逸材”と太鼓判を押されていました。

スカッシュの魅力とは

四面の壁を使って、角度、高さ、強弱を変えることで無限の組立がある奥が深い競技です。でも思ったとおりのショットを出すのは難しい。できていたことが次の日にはできないこともある。ひとつのショットのために日々脚力、腹筋、背筋を鍛えて、そして技を磨く。掘り下げれば掘り下げるほど、レベルが高くなるほど奥が深くなるところが魅力です。
あとは、絶対に拾えないようなボールも、諦めなければ拾えることが多い。そうした食らいつく姿勢が生かされるスポーツであることも大きな魅力です。

お仕事との両立は

自動車のセールスマンでした。仕事でもトップでいたいと思い、試行錯誤しました。仕事との両立と言いますが、時間を作れないのではなく「作ろうとしないだけ」じゃないかと思います。自分の限られた大切な時間を有効に使うことで、仕事観も変わってきます。

スカッシュを普及させる活動も

初代日本スカッシュチャンピオンとして、日本スカッシュ界を発展させ、強い選手を育成することが生涯の使命でも有ると思っています。
海外ではスカッシュはメジャーですから、海外遠征しては学習し、どうしたら日本でも盛んにさせられるかと研究していました。
いかにして日本スカッシュ界を底辺拡大させるか、選手のレベル向上を目指させ、切磋琢磨してライバル意欲を奮い立たせるには?そして、更にスカッシュファン達、皆に関心を持って貰えるようにするには?ずっと考えてきました。
現在の大会概要、大会規約、大会基準、ランキングシステム、ポイントシステム等々、海外のスカッシュ界に少しでも追い付けるように、僕が日本スカッシュ協会常務理事時代に、海外の大会システムや他スポーツ団体のシステムを参考に、試行錯誤しながら構築し実施してきました。
やっと、スカッシュも日本での知名度が上がってきたと思います。この素晴らしいスカッシュが僕の人生に於て、殆どを占めています。
これからの人生も生涯スカッシュです。日本のスカッシュ界発展のために微力ながら貢献していくつもりです。

WMG2021関西にも参加されるとのこと

WMGには初参加です。現在は練習出来ない状態ですが、リハビリ治療を受け、復帰して大会に挑むつもりです。僕の選手寿命が長いのは、リハビリ治療をしていただけてるおかげだと感謝しています。
もちろん出るからには、金メダルを目指します。

提供元:
ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会

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