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個人を大事にする大会 木村 治愛 さんインタビュー【ニュースレターVol.13】

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個人を大事にする大会 木村 治愛 さんインタビュー【ニュースレターVol.13】
1985年にカナダのトロントで開催されたワールドマスターズゲームズの第1回大会へ出場された木村 治愛さん(87歳)にWMGとセーリングの魅力についてお話をお伺いしました。
ニュースレター全文はこちらをご覧ください。

個人を大事にする大会 木村 治愛 さん

1932年生まれ。
元禄2(1689)年創業の油問屋マルキチの12代目で現会長。
水泳やノルディックウォーキングなどスポーツ万能で、ヨットの日本レーザークラス協会名誉会長も務める。名前をもじった「ジアイカップ」が毎年開催されており、全国のレーザーセーラーが集まる。
1985年の第1回WMG(トロント)、1989年の第2回WMG(デンマーク)に出場。

WMGトロント大会に出場されたとのことで、知ったきっかけは

小さな新聞記事で、梅田のホテルでWMGの説明会があると知りました。周りに聞いても誰も知らないということで、行ってみようと。そこではWMGの理念が記載された手書きの資料が配られました。
「参加者は個人である」「国を代表するチームまたは選手団、または国の正式代表選手を持たない」という理念があり、国ではなく個人を大事にする大会である点がとても気に入り、参加してみようと思いました。

今大会まで続くコンセプトですね。トロント大会ではいかがでしたか?

実はトロント大会では現地の少年のレーザーを借りました。それで8レース中1位を2回もとったもんだから、少年も大喜びでしたよ。一番の思い出です。
海外の選手からは「こんな日本人がいるなんて!」と言われました笑 レーザーでしかも国際的なマスターズ大会で日本人が戦ったのは初めてのことだったのではと思います。

なぜレーザーを始められたのですか?

大学時代はヨット部に所属していました。その後小型クルーザー(4人乗り)で瀬戸内海を遊んでいました。ただ人数がそろわないと海に出れないんですね。次第に友人たちとも時間が合わなくなり、チームも解散しました。
そんな時、一人で好きな時に乗れて海に出れる「レーザー」を友人が乗っているのを見て、「かっこいいなぁやってみよう」となりました。レーザーが日本に入ってきて3年後ぐらいでしたでしょうか。

まさしくレーザーの草分け的存在ですね

当時43歳の時です。もちろん簡単に乗れるものではありませんでした笑
私はあの波に打たれる感覚が好きなもんで、そんな中でレーザーの魅力にも気づきました。
レーザーの特徴は「ワンデザイン」ということです。
シンプルで耐久性に優れ、世界中に普及しており、どこで誰のボートに乗っても性能が均一です。ですので、自分の腕とちょっとした運で勝負できるところがとても魅力だと思っています。
そして、レーザーは一人乗りでも寂しいことがないんです。なぜならほかの対戦相手も一人だから、選手同士で自然と助け合っていくんです。

WMG2021関西では和歌山でセーリング競技を行いますが、参加は?

2021年には89歳ですからね、考えるところです笑
ただ、開催時期である5月の和歌山の風はとてもいいコンディションですので、参加してみたい気持ちはありますね。

セーリング(レーザークラス)について

セーリングは、スタート地点からゴール地点まで、あらかじめ指定されたコースをヨットで走り、着順を競う競技です。
レーザーはヨットの一種で、『安くて性能が良く、レースにもレクリエーションにも適した艇を』という観点から設計され、均一化された艇体、マスト、セイル等を使用、オリンピックでも採用されている艇種です。
ぜひ挑戦してみてはいかが?

提供元:
ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会

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